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複数の証券口座を開設していて資産運用しているのですが、
証券口座ごとにセキュリティ設定が異なるので覚えるのが大変です。
何かいい方法ありませんか?
そうですよね、ログイン時のID・PWの入力の他、多要素認証として、認証アプリ、メール認証、SMS認証、電話番号認証証等、証券会社ごとにセキュリティ設定が違いますからね。
そうなんですよ!ただでさえ難しいのに、どうすれば良いのよ💢
私たちユーザーにあれこれ求めないで、証券会社側で、しっかり対策すべきことでしょ💢
それは、ちょっと違います。
今回の不正アクセス問題は、証券会社からユーザーの情報が漏洩された訳ではなく、ユーザーのセキュリティの認識の甘さが原因だと私は判断しています。
言いたいことは分かるのですが、でも一番悪いのは犯人ですよね!
有名投資家のテスタ氏も「犯罪の元はどこなのか?とか。どうすれば捕まえられるか?とか、そういうところも重要。海外からだと超厳罰にするとか何か少しでも抑止することを考えないと結局同じことが繰り返されるだけ!」と言っている以上、犯罪が起きないような社会にするとか犯罪を起こせないようなインフラ整備をするのが大事では?
もちろん、悪いことする人が一番悪いです!
ですが、そういう悪いことする人は歴史を振り返ってみても、ある一定数います。私は「歴史は繰り返される」ではありませんが、どんなに対策をしても悪いことをする人はする!人は性善説と信じたいと思っていますが、性悪説であることを認識してリスクに備えておくのが重要と、私は思います。
じゃあ、どうすれば良いのですか?
正直私はPCやスマホの操作が苦手です。
いっそのこと投資を諦めたほうがいいのですか!?
ぶっちゃけ、今回の不正アクセスの問題って株式投資に限ってではなく、全てのインターネットサービスに求められているのですが、
今回は証券会社の不正アクセス対策に一番有効な対策についてお話したいと思います。
✅ポイント
参照元:https://www.jsda.or.jp/about/hatten/inv_alerts/alearts04/index.html
つまり、「公式サイトをブックマークして直接アクセスし、多要素認証を設定し、パスワードの管理を徹底するなど、自分自身でできるセキュリティ対策をしっかり行いましょう。」ってことを言ってます。
正直、「今さらそんな当たり前のこと?」って思いますよね。。。
でも実は、被害にあっている人の多くは”分かっていてもやらない人がほとんど”なんです。
で、その「甘さ」や「後回しにした行動」が、詐欺師たちにとっては最高のチャンスになってる。
こういう“油断”が、まさに詐欺師の入り口なんです。
「できてない人が悪い」で終わらせたら、
次に狙われるのは「気をつけてるつもり」の自分が詐欺師の的です。
なので、こう考えてみてください!
✅ ルールじゃなく、仕組みで守る
つまり、意識に頼らず、自動で守れる環境を先に利用するってことです。
でも先にお伝えした、日本証券業協会の不正アクセス等の対策の仕組みが面倒なんですよね!
たった一回の設定でもログインの都度、認証作業が煩わしいんですよね!
分かります!
でもやらないとどうなるか?
ごくシンプルに言うとこうです:
✅ やらなかった人 → 被害者になる
✅ やった人 → “狙われにくい人”になる
完璧な対策はありません。
ですが、「自業自得な被害者」にならないための“最低限のライン”は作っておきたいところ、、、
というのが、一般論です!
それじゃあ「何のためにここまで読んだんだ」って、怒られちゃいますから、証券会社に勤務している傍ら、暗号資産をはじめ株式や為替の投資家として多くの海外取引所やウォレットを見てきて、完璧にアカウントを管理してきた私から、究極の対策をプレゼントします!
セキュリティ対策なんて、ぶっちゃけ面倒くさい。
2段階認証も長いパスワードも、使いにくい。
その気持ち、よく分かります。
でも――
詐欺師にとって“ちょっと面倒だから”やってない人ほど、最高のカモです。
あなたの証券口座に眠る資産、
スマホ1台とちょっとの情報だけで全部持っていかれる可能性がある。
それでも対策しない人には、もはや究極の選択肢しか残ってません。
それを重々認識し、理解したうえで究極の対策を検討お願いします。
言い換えれば、証券会社に連絡し
「自分でも操作できないようにしておく」という、最も原始的で、でも最も強力な防御策です。
証券会社に連絡して、「証券口座にロックをかけてください!」これでOKです。
証券会社はユーザーの意思で口座にロックを掛けた場合において、ユーザーの意思を確認しない限りロックを解除しません。
注意点として、ロック解除する時の本人確認が、どの程度のレベルなのかは証券会社ごとの基準になるので、しっかり確認しておきましょう。
参考として、「本人確認しっかりしてるな!」と、私が認識できるレベルは
ID・自分の指名・連絡先として登録している電話番号からの連絡であること(もしくは折り返し確認してくれる)
最低限でもこの3つはやってくれないと詐欺師に解除されるリスクがあると私は思っています。
正直、SIMを乗っ取られたり、エミュレーターを使われて連絡先の電話番号そのものを盗まれたら、どうしようもありませんが、詐欺師もそこまでしてくる可能性はかなり少ないので安心できるかと判断しています。
参照元:【投資初心者向け】証券口座の乗っ取りが急増中!あなたのお金が狙われている!
まあ、個人的な意見ですが、証券会社の出金先って基本口座名義人と同じ名前の口座じゃないと出金できない仕様です。そして既に出金先金融機関を変更するのに多要素認証が求められるようになっている場合もあります。
なので、人によりますが、口座状況によってはやる必要ないよねって感じもしなくもないですが、不安ならやっておいていいです。
つまり、「自分でも動かせないレベル」にしてしまえばいい!というわけです。
それが嫌なら、少なくとも「一段だけ高い壁」を作る。
「今すぐ出金できる環境」=「今すぐ盗まれる環境」です。
そうです。
だからこそ詐欺師にも使いづらくなる。
あなたがラクして便利な状態=詐欺師にもラクで便利な状態。
その現実から、もう逃げられません。
それをしっかり理解したうえで、後悔しない選択をしていただければと思います。
じゃあもういっそ、口座ごと止めろ。
使わない間は、完全にロックしておけ。
資産は「動かせる状態」で置いておくから狙われる。
いちばん安全なのは、「動かせない状態で置いておくこと」です。
“使いやすさ”をとるか、
“守りきる強さ”をとるか。
今が、選ぶときです。
実は証券会社のセキュリティにも抜け穴は存在しているという情報が出ています。
「2段階認証を設定しておけば安心」
「デバイス認証してるから大丈夫」
──本当に、そう言い切れますか?
実は、今まさにこの瞬間も、証券会社側の“設計ミス”とも言える抜け穴を突かれて、
多くの人がセキュリティを突破されています。
以下、2025年5月1日時点で明らかになっている実例です:
楽天証券では、2025年5月1日時点で
「追加認証(2段階認証)」を設定していても、旧バージョンのツールを使えば素通りできる状態だったと報告されています。
これはつまり──
「守ってるつもり」でも、詐欺師から見れば“穴だらけ”に見えてる。
ということです。
公式発表では「5月2日から順次修正」とされていますが、
裏を返せば、それまでの間はずっと“侵入口が開いたまま”だったということ。
SBI証券では、
メインサイトがトラブルを起こした時用に“バックアップサイト”が存在しています。
ところが──
この“裏口”では、IDとパスワードだけでログインができてしまう
二段階認証が一切効かない
…つまり、
「セキュリティを突破された状態」が、公式に用意されていたようなもの。
SNSではすでに
「犯罪者フィーバータイム」
とまで言われるほどにザルな状態だったと告発されています。
実は、他の証券会社でも抜け穴があるのを私知っています
あなたがどれだけ守りを固めても、
証券会社の裏口が開いていたら意味がない。
だったら、
使わない間は「動かせない状態」にしておくのが一番強い。
これらはすべて、“不正アクセスされても、資産が動かない状態”をつくるための選択です。
自分を守れるのは、自分だけ。
そしてその手段は「使わない時に、使えなくしておく」ことです。
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