【失敗談】ICOで大損!投資初心者は絶対に押さえておきたい3つの視点

毎度どうも暗号資産投資家DDSです。

私は毎朝の朝活でYouTubeを更新しながら、「リスクを抑えて投資しましょう」「長期的な視点が大事ですよ」とお話しています。でも、そう語るようになったのには、自分のとんでもない失敗体験があるからなんです。

今回はその過去――
ICOに参加して、大事なお金をほとんど失った話を、包み隠さずお伝えします。

このブログを読んでくださっている投資初心者の皆さん、特にこれから仮想通貨を始めようとしている方には、私と同じような失敗を絶対にしてほしくありません


目次

ICOは、簡単に稼げる“夢の切符”ではありません!

まず最初に、はっきりお伝えします。

ICO(イニシャル・コイン・オファリング)に安易に手を出すと、大切なお金を一瞬で失うことになります。

私は過去に、X(旧Twitter)やYouTube、そして暗号資産セミナーで知り合った人から「これ絶対イイよ!」と勧められ、複数のICOプロジェクトに合計約500万円を投資しました。

結果――すべてを失いました。

当時は、まだ今のように暗号資産の知識もなく、金融資格も持っていませんでした。だからこそ、失った金額はまさに死活問題

「トークンは来月配布されます」「もうすぐ上場します」と言われたまま、期日を過ぎても何も届かない。「あれ?おかしいな…」と思っても、どこに聞けばいいのかわからない。

不安で夜も眠れず、スマホを何度も確認してはため息をつく日々。
今でも、あのときの感覚はトラウマのように残っています。

なぜ、こんなことになってしまったのか?

それは――
「欲」「焦り」「無知」という、人間が誰でも持っている弱さに、私自身が飲み込まれてしまったからです。

なぜ、私は失敗してしまったのか?

理由は、主に3つあります。

  • 周囲の熱狂に流された
  • 投資対象をしっかり理解していなかった
  • 「自分だけ乗り遅れたくない」という焦り(FOMO)に負けた

順番にお話しします。


1. 周囲の熱狂に流された

ICOがブームだった2017年ごろ、ネットには「このコインは100倍になる!」「今買えば億り人になれる!」という声が溢れていました。

まるで投資した人全員が当たる宝くじ”のような空気が流れていたんです。

たとえるなら――
クラスの友達みんながスマホを持っていて、「え、持ってないの?」と言われて焦って買ってしまう、そんな感覚に近いです。

私もその熱にのまれて、冷静な判断を完全に失っていました


2. 内容を理解しないまま投資してしまった

ICOとは、企業やプロジェクトが仮想通貨を使って資金を集める仕組みです。
でも当時の私は、「なんだか凄そう」「有名な人が勧めてるから安心だろう」と思い込んで、自分で調べもせずにお金を出してしまったのです。

たとえると――
「新しいパン屋を作ります!今だけ1万円で“パン100個無料券”を売ります!」と言われて、よく知らない人にお金を渡したようなものです。

もしパン屋が本当に成功したら券の価値は上がります。でも、そのお店がそもそもできなかったら、券はただの紙くずです。

私のICO投資も、まさにそうでした。


3. 焦り(FOMO)に支配された

FOMOとは「Fear Of Missing Out」=「乗り遅れるのが怖い」という気持ちのことです。

SNSには、「このICOで資産が10倍になった!」「次に来るのはこれだ!」という投稿が連日流れてきました。

それを見ているうちに、「自分だけ取り残されたくない…」「今買わなきゃ損だ…」という気持ちがどんどん強くなっていきました。

理性ではなく、感情で投資してしまった――それが最大の落とし穴だったのです。


実際に私がやらかした話

ある日、大好きな投資系インフルエンサーが、とあるICOを力強く紹介していました。

「これは革命だ!」「私は全財産をここに投じました!」
コメント欄も「絶対成功する!」「買った!ありがとう!」と大盛り上がり。

私もそれを信じきって、すぐに仮想通貨(イーサリアム)を買い、指定されたウォレットに送金しました。送った額は約500万円。私と妻がコツコツ貯めてきた、大切なお金でした。

送金した後、「これで未来が変わる!」と舞い上がっていました。

しかし――
数週間後、プロジェクトの連絡はパッタリと止まり、公式サイトも消え、もらえるはずだったトークンも一向に届かない。調べても情報が出てこない。

それは「ラグプル(逃げる詐欺)」と呼ばれる典型的な手口でした。

私たち家族の大切な貯金は、一瞬で消えてしまいました。


わからないものには投資しない。焦らない。流されない。

この失敗から学んだ一番大事なことは、「投資は多数決じゃない」ということです。

  • 「みんなが買っているから」
  • 「有名な人が紹介してるから」

そんな理由で投資してはいけません。

投資は、自分の頭で調べて、理解して、納得したうえでやるべきものです。


この失敗から学んだ3つの教訓

最後に、私がこの経験から得た投資初心者の皆さんへの3つの教訓をお伝えします。

✅ 教訓①:自分の言葉で説明できないものには、1円も出すな

「なんとなく凄そう」では危険です。小学生に説明できないようなものは、自分でも理解していない証拠です。

✅ 教訓②:「絶対儲かる」は100%ウソ

投資に“絶対”はありません。「100倍確実!」なんて言われたら、まず詐欺を疑ってください。

✅ 教訓③:投資は“多数決”じゃない

みんなが買ってるから安心、は大間違い。熱狂しているときこそ、一歩引いて冷静に考える力が大切です。


失敗は学びのチャンス。焦らず、一歩ずつ

今回の失敗談は、あくまで投資で注意すべきことの「ほんの一例」にすぎません。
他にも気をつけるべきことは、まだまだたくさんあります。

でも、安心してください。
難しい専門知識がなくても、「わからないことは調べる」「焦らず考える」「人まかせにしない」――この3つさえ意識すれば、大きな失敗はグッと減らせます。

投資は、誰かと競争するものではありません。
焦らず、コツコツ、自分のペースで積み上げていきましょう。

そして、これからも一緒に「学びながら成長する投資家」を目指していけたら嬉しいです。

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