mNAVってなに?メタプラネットの“株の割安・割高”が一目でわかる魔法のモノサシ!

今回は、投資初心者の方でも理解しやすいように、話題の上場企業「メタプラネット」とその注目指標「mNAV」について、わかりやすく解説します。

えっ?難しそう?

大丈夫。mNAVを知らないで投資するのは、体温計を持たずに病気を判断するようなもの。
この記事を読めば、株価が「熱すぎるのか」「冷めすぎてるのか」が一発でわかるようになりますよ!

目次

mNAVってなに?

まず「mNAV(エムナブ)」とは、簡単に言えば、株価の割高・割安を測る指標のことです。

✅たとえ話:お菓子の箱と中身の関係

想像してください。
10個のチョコが入ったお菓子の箱があるとします。

  • このチョコ1個10円なら、全部で100円。
  • ところが、箱だけがデコってて300円で売られてたら…?

「ちょっと高すぎない?」と思いますよね。

メタプラネットも同じです。
会社が持っている「中身(ビットコインの価値)」に対して、株価(箱)がどれだけ高いか?を表すのが mNAV なんです。

どうやって計算するの?

計算式は以下のとおりです:

mNAV = メタプラネットの時価総額 ÷ 保有しているビットコインの価値

たとえば…

  • 株価1,000円 × 発行株数5億枚 = 時価総額5,000億円
  • 保有しているビットコインの価値 = 1,000億円

とすると…

5,000億円 ÷ 1,000億円 = mNAVは5.0倍

つまり、「中身の価値に対して、株価が5倍の値段で売られている」ということになります。

mNAVが教えてくれること

このmNAVを見れば、メタプラネットの株が今“高すぎる”のか“安いのか”が一目でわかります。

✅ 目安となる水準は?

  • mNAV 3倍以下:割安ゾーン → 買っていいかも
  • mNAV 4倍前後:平均ゾーン → 様子見
  • mNAV 8倍以上:加熱ゾーン → 売り時注意!

実際、過去にはmNAVが「10倍」になった後、暴落したこともありました。

なんでプレミアム(割高)になるの?

それには2つの理由があります。

理由①:将来への期待がこもってる

メタプラネットは「2万1,000BTCを買う!」という野心的な計画を掲げています。
このビジョンが市場に評価され、「この会社は将来すごいことになるぞ!」と期待されて、株価が上がってるのです。

まるで「まだ完成してないけど、予告編だけで話題の映画の前売り券」がバカ売れしてるような状態ですね。


理由②:税金面で有利だから

日本では、ビットコインを直接買って儲けても、最大55%の税金がかかることがあります。

でも、株なら約20%。さらにNISAを使えば税金0%

だから「ビットコインを買いたいけど、税金が心配…」という人たちが、メタプラネットの株を買って“間接的にビットコインに投資”してるんです。

これもプレミアム(mNAVが高くなる)理由の1つ。

mNAVはどこで見れる?

公式サイトにある「Analytics」ページから確認できます。

株価・保有BTC数・時価総額なども載っていて、mNAVの値もリアルタイムで確認できます。

ただし、AIや計算機を使って自分で計算するのもおすすめです。

自分で計算できるようになると強い!

株価 × 発行済み株数 = 時価総額
ビットコイン保有数 × 現在のBTC価格 = BTC資産価値
→ その2つを割れば、mNAVの完成!

さらにすごいのは、「逆算」もできるようになること。

たとえば…

  • 「mNAVが3倍のとき、株価はいくらになる?」
  • 「ビットコインが今の価格のままなら、株価が○○円になったら“買い時”だ!」

このように未来の計画を立てることができるんです。

AIと組み合わせて最強戦略を!

ChatGPTなどのAIに、
「mNAVが3倍になるときの株価を教えて」
とプロンプトを送れば、一発で逆算してくれます。

これを表にして貼っておけば、次のような使い方ができます:

  • mNAVが3.0になったら差し値で買う
  • mNAVが10.0を超えたら一部利確
  • 感情に流されず、自動的に行動できる

これはまさに「投資の地図」と言えるでしょう。

実例:過去のmNAVと株価の動き

2024年某日、メタプラネット株は連続ストップ高を記録し、PTS市場で2,283円まで急騰。
そのときのmNAVは約11倍。明らかに“過熱状態”でした。

そして翌日にはストップ安に転落し、783円まで急落。
このときのmNAVは3〜4倍台

このように、mNAVが高すぎるとその後に暴落し、
mNAVが下がると買いチャンスになるという傾向があるんです。

まとめ:mNAVは“投資のナビゲーター”

  • mNAVとは「中身(ビットコイン)と箱(株価)」の比率
  • 3倍以下が“買い”、10倍以上は“売り”の目安
  • 税金対策や将来の期待でプレミアムがつく
  • 自分で計算できると、投資判断がブレなくなる
  • AIと組み合わせれば、戦略がさらに強力に!

「なんとなく株価を見て買う時代」はもう終わり。
これからは数字で戦略を組み立てる投資家が勝ちます!

ぜひmNAVを活用して、感情に流されず冷静な判断ができる“スマート投資家”を目指しましょう!


この内容が参考になった方は、ぜひX(旧Twitter)やブログでシェアしてくださいね!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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