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今回は、投資初心者の方でも理解しやすいように、話題の上場企業「メタプラネット」とその注目指標「mNAV」について、わかりやすく解説します。
えっ?難しそう?
大丈夫。mNAVを知らないで投資するのは、体温計を持たずに病気を判断するようなもの。
この記事を読めば、株価が「熱すぎるのか」「冷めすぎてるのか」が一発でわかるようになりますよ!
まず「mNAV(エムナブ)」とは、簡単に言えば、株価の割高・割安を測る指標のことです。
✅たとえ話:お菓子の箱と中身の関係
想像してください。
10個のチョコが入ったお菓子の箱があるとします。
「ちょっと高すぎない?」と思いますよね。
メタプラネットも同じです。
会社が持っている「中身(ビットコインの価値)」に対して、株価(箱)がどれだけ高いか?を表すのが mNAV なんです。
計算式は以下のとおりです:
mNAV = メタプラネットの時価総額 ÷ 保有しているビットコインの価値
たとえば…
とすると…
5,000億円 ÷ 1,000億円 = mNAVは5.0倍
つまり、「中身の価値に対して、株価が5倍の値段で売られている」ということになります。
このmNAVを見れば、メタプラネットの株が今“高すぎる”のか“安いのか”が一目でわかります。
実際、過去にはmNAVが「10倍」になった後、暴落したこともありました。
それには2つの理由があります。
メタプラネットは「2万1,000BTCを買う!」という野心的な計画を掲げています。
このビジョンが市場に評価され、「この会社は将来すごいことになるぞ!」と期待されて、株価が上がってるのです。
まるで「まだ完成してないけど、予告編だけで話題の映画の前売り券」がバカ売れしてるような状態ですね。
日本では、ビットコインを直接買って儲けても、最大55%の税金がかかることがあります。
でも、株なら約20%。さらにNISAを使えば税金0%。
だから「ビットコインを買いたいけど、税金が心配…」という人たちが、メタプラネットの株を買って“間接的にビットコインに投資”してるんです。
これもプレミアム(mNAVが高くなる)理由の1つ。
公式サイトにある「Analytics」ページから確認できます。
株価・保有BTC数・時価総額なども載っていて、mNAVの値もリアルタイムで確認できます。
ただし、AIや計算機を使って自分で計算するのもおすすめです。
株価 × 発行済み株数 = 時価総額
ビットコイン保有数 × 現在のBTC価格 = BTC資産価値
→ その2つを割れば、mNAVの完成!
さらにすごいのは、「逆算」もできるようになること。
たとえば…
このように未来の計画を立てることができるんです。
ChatGPTなどのAIに、
「mNAVが3倍になるときの株価を教えて」
とプロンプトを送れば、一発で逆算してくれます。
これを表にして貼っておけば、次のような使い方ができます:
これはまさに「投資の地図」と言えるでしょう。
2024年某日、メタプラネット株は連続ストップ高を記録し、PTS市場で2,283円まで急騰。
そのときのmNAVは約11倍。明らかに“過熱状態”でした。
そして翌日にはストップ安に転落し、783円まで急落。
このときのmNAVは3〜4倍台。
このように、mNAVが高すぎるとその後に暴落し、
mNAVが下がると買いチャンスになるという傾向があるんです。
「なんとなく株価を見て買う時代」はもう終わり。
これからは数字で戦略を組み立てる投資家が勝ちます!
ぜひmNAVを活用して、感情に流されず冷静な判断ができる“スマート投資家”を目指しましょう!
この内容が参考になった方は、ぜひX(旧Twitter)やブログでシェアしてくださいね!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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