「株アンド」という日本初のサービスとは?その可能性と課題を徹底解説!

「株がもらえる日本初のサービス」というキャッチーなフレーズで注目を集める「株アンド」。
元ZOZOの創業者である前澤友作氏が手掛けるこの新ビジネスは、電気やガス、モバイル通信などのインフラ契約を通じて株を受け取れる斬新な仕組みです。

しかし、夢のようなアイデアの裏にもリスクは潜んでいます。
今回は、そんな株アンドの仕組みと可能性、そしてユーザーが気をつけるべきポイントについて掘り下げていきます。

目次

株アンドの仕組みからリスクを考える

2024年の日本は新NISAがスタートして一気に投資に注目が集まっている状況の中、元ZOZOの創業者である前澤友作氏が仕掛けてきた「株アンド」というサービス

ぶっちゃけ、私がこの情報を見たとき、すぐ2つのことを想像しました。

  1. 楽天証券や松井証券で提供している※ポイント投資みたいに利用したサービスで貰ったポイントを株式に交換できるサービス?
  2. 数年前までよく情報商材屋が紹介していたMLMの仕組みや代理店ビジネスのような仕組みのビジネス?

どっちかというと、期待でワクワクというより、怪しくない?やる価値ある?って不安でしかありません。
その理由は、想像した理由はどちらもサービス利用者から資金を搾取するリスクがメチャクチャ高いからです。

えっ?、情報商材屋が紹介していたMLMの仕組みや代理店ビジネスなら分かるけど
証券会社が提供しているポイントを株式に交換できるサービスって別に良いと思う!って思いました?
確かにある一定数得する人もいますが、そうでない人もいます。
そもそもポイントって、不要な人もある一定数います。
私はポイントはいらないから、その分、割引してくださいって言うです。(実は私もです💦)
つまり、不要な人にとっては使いもしないサービスを押し付けられてるのと一緒なんですよね。

実際のところどうなのか?利用したほうがいいのか?止めておいたほうが良いのか?
徹底検証していきます!

株がもらえるって本当?

株アンドは、日常で使う生活インフラを株アンド経由で契約することで、株式会社カブアンド・ピースの「株引き換え券」がもらえる仕組みです。この引き換え券を通じて、未公開株を受け取ることができます。
ただし、直接的に株がもらえるわけではなく、株に交換できる権利を得るだけなんですよね。分かり難い💦

上場の成否がすべてを左右

カブアンドが提供する株引き換え券は、上場が前提となっています。もし上場が実現することなく未公開株の状態のままだと“紙切れ”と同じです。

例えば楽天ポイントやTポイントなどは、現金同様にすぐ使えますが、未公開株は市場で取引できず、資産価値がゼロになるリスクがあります。この点を理解せずに契約すると、ポイントを受け取っていた方が良かった、という事態になりかねません。まあ株に交換する人は割引ポイントとしても受け取れはしますが、それだったらあえて株アンドのサービスを利用する意味ってないんですよね。

株式の希薄化による価値低下

株を配り続けるビジネスモデルには構造的な問題があります。
株式は発行枚数が増えれば増えるほど、一株あたりの価値が下がる「希薄化」が起こります。

たとえば、高級ブランドが限定数のバッグを販売することで希少価値を維持しているのと逆で、株の発行枚数が増えるほど希少性が失われ、価値が下がります。
現時点でカブアンド・ピースは36億株の発行を予定しており、これは大企業であるメガバンク並みの規模です。
この大量発行は、上場後の株価下落要因になりえるということです。

ロックアップで売却制限がかかる可能性

上場後、株をすぐに売却できない「ロックアップ」が適用される可能性があります。
たとえば、上場から180日間は売却禁止、または株価が一定以上に達するまでは売却不可、といった条件が付く場合があるということです。
この場合、上場後の値上がり益を期待しても、タイミングを逃してしまうことがあります。

配当金や議決権が不透明

株を受け取ったとしても、配当金の有無は会社の経営次第です。株主として議決権を行使できない種類株である点も留意が必要です。議決権がないということは、経営方針に対して意見を反映させる機会がないことを意味します。

前澤氏の大量保有が株価に与える影響

現在、前澤氏はカブアンド・ピースの株式の83%を保有する予定です。
このような大量保有の状況では、将来的に株式市場で大量売却(いわゆる「売り圧力」)が発生し、株価が下落するリスクがあります。
また、「いつ売却するのか」という不透明さが市場にマイナス要因を与える可能性もあります。

株アンドを利用するべき人って どんな人?

カブアンドは「株で儲けたい」という目的には向いていません。
このサービスは、前澤さんのビジョンを応援したい方や、未来にワクワクしたい方、また「自分も株主体験をしてみたい」という興味本位の利用者に適しているでしょう。

一方で、投資として確実なリターンを求める方にはリスクが高く、慎重な判断が求められるといえます。

株アンドの可能性と課題

株アンドは斬新なアイデアとユニークな仕組みを持つ一方で、上場リスクや株式希薄化といった課題を抱えています。未公開株をもらうことで資産形成のチャンスを得る可能性がある一方、リスクをしっかり理解することが重要です。

「株アンドの未来に期待するのか、それともリスクを重視して控えるのか?」
この記事が、皆さんの判断材料になれば幸いです。
コメント欄でぜひ皆さんの意見をお聞かせください!

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