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暗号資産(仮想通貨)交換業者のガイア(大阪市)は17日、仮想通貨の自動両替機でビットコインを日本円で購入できるサービスを開始しました。設置場所は東京都内と大阪市内の計3カ所です。これまでは仮想通貨を売って日本円に替えるサービスのみだったものが、より気軽にビットコインを利用できるように機能を拡充しました。
自動両替機は東京タワーのeスポーツ施設、ガイアの東京オフィス、大阪オフィスの3カ所に設置されています。ビットコインを購入するには、ガイアの利用者として登録し、ウォレット(電子財布)を用意する必要があります。1回の購入上限は10万円で、購入額の10%が手数料としてかかります。
両替機の利用手順は簡単です。まず、ガイアのサービス利用者としてログインし、本人確認を行います。次に、日本円の紙幣を挿入し、購入金額を画面上で入力すると、事前登録したウォレットのアドレスへビットコインが入金されます。購入にかかる時間は数分程度です。
現在は投資対象としての位置付けが強い仮想通貨ですが、ガイアは日常的な決済手段として普及させることを目的としています。2017年から18年にかけて国内に仮想通貨の両替機が登場しましたが、18年のコインチェックによる仮想通貨の巨額流出事件をきっかけに撤去が相次ぎました。ガイアが自動両替機を設置したのは2022年8月で、現在国内にある仮想通貨自動両替機はガイア社の3台のみです。
キャッシュレス決済が進展する中、仮想通貨での決済はまだ浸透していません。両替機の利用状況は当初の計画に達していないものの、ガイアは今後、仮想通貨から電子マネーをチャージする機能などを追加し、利便性を高めて利用を促進する方針です。
ビットコインを気軽に購入できる自動両替機が東京と大阪に登場し、仮想通貨が日常の決済手段として普及する可能性が広がっています。ガイアの取り組みは、仮想通貨の利用を促進し、今後の決済方法の多様化に寄与することでしょう。
ただ、手数料10%は高すぎ!そのうち消えるかも
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1212Z0S4A710C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1721206891
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